無料ドメインと有料ドメイン~ドメイン選びに迷ったら~
ホームページを立ち上げる上で、ドメインは無くてはならない重要な存在です。
ドメインとは、インターネット上でウェブサイトを判別するための住所のようなもので、URLの一部を構成します。
具体的な有名なドメインを例に挙げると 「google.com」や「yahoo.co.jp」といったものになります。
ドメインには主に無料ドメインと有料ドメインの2種類があり、それぞれに特徴、メリットとデメリットがあります。
今回は、無料ドメインと有料ドメインの違いを分かりやすくご説明します。
ホームページを作成する際、どちらを選ぶべきか迷っている方はぜひ参考になさってください。
無料ドメインとは?
無料ドメインとは、主にホームページ制作会社などが提供している格安のホームページ制作プランなどでご利用できるドメインです。
初期費用がかからず、比較的簡単にホームページを立ち上げることができます。
無料ドメインを使うと、サーバーやホスティングのコストをかけずにホームページを立ち上げ、運用することできます。
無料ドメインのメリット
- コストが掛からない
- 初期費用や運用費用が無料のため、趣味や短期間の計画、案件に最適です。
- 簡単に始められる
- 設定が簡単で、少ないステップでホームページを作成することができます。
- 予算の削減
- まずは無料ドメインでホームページを立ち上げ、将来的に有料ドメインに移行することも可能です。
無料ドメインのデメリット
- 信頼性が低い
- 無料ドメインの場合「プロフェッショナルではない」といった印象を与える可能性があります。
無料ドメインは特定のワードやドメインを提供している会社様のサービス名などがドメインの中に含まれている、長めのドメインとなっている事が多く、無料のドメインを使用しているということがひと目で理解できてしまうため、ビジネスや商業的なホームページで無料ドメインを使用すると、信頼性が低く、信用を得にくいことがあります。
- 無料ドメインの場合「プロフェッショナルではない」といった印象を与える可能性があります。
- カスタマイズの制限
- ホームページ制作会社より提供されている無料ドメインが利用できるプランでは、デザインや機能に制限があることが多く、独自のカスタマイズを行いたい方には不向きです。
- 広告の表示
- 無料ドメインを提供しているサービスでは、ホームページ内に広告が表示されることがあり閲覧者に煩わしく感じられることもあります。
- ホームページの引っ越しができない
- ホームページをリニューアルするため別の業者にホームページのリニューアルを依頼する場合、現在公開しているホームページの検索データやホームページのデータファイルを新しいホームページに移行することができません。
無料ドメインはホームページを公開している方が管理しているのではなく、無料ドメインを提供している会社様が管理しております。
そのため、ドメインの中に蓄積されている検索データを持ち出すことができず、場合によってはホームページのデータファイルを持ち出すことさえ難しい場合があります。
- ホームページをリニューアルするため別の業者にホームページのリニューアルを依頼する場合、現在公開しているホームページの検索データやホームページのデータファイルを新しいホームページに移行することができません。
有料ドメインとは?
有料ドメインとは、ドメイン登録事業者から自分専用のドメイン(独自ドメイン)を購入し、年単位で費用を支払うドメインです。
有料のドメインも無料のドメインと同様でひと目で理解できる形式であるため、信頼感や安心感をお客様に与えることができます。。
有料ドメインのメリット
- プロフェッショナルな印象
- 有料ドメイン(独自ドメイン)を使用することで、ホームページに信頼性が生まれます。
「本格的なサイト」と見なされやすくなるため、ビジネスや商業的なホームページの立上げに最適です。
- 有料ドメイン(独自ドメイン)を使用することで、ホームページに信頼性が生まれます。
- 自由なカスタマイズ
- 有料ドメインでは、無料のドメインと異なり機能的に制限されることがなく、ホームページのカスタマイズを自由に行うことができます。
デザイン、機能を自分好みにアレンジできるため、自身のブランディングや目的に合わせてホームページを作成することができます。
- 有料ドメインでは、無料のドメインと異なり機能的に制限されることがなく、ホームページのカスタマイズを自由に行うことができます。
- SEO効果
- 独自ドメインは検索エンジンで評価される傾向があるため、SEO対策の効果が出やすくなります。無料のドメインに比べ、有料ドメインはSEO対策が行いやすいとされています。
- 広告の非表示
- 有料ドメインを使用することでホームページ内に広告が表示されるようなことはありません。
- 長期的な運営向き
- 長期的な運営や事業の拡大を視野に入れている場合、有料ドメインは大きな役割を果たします。
ゆくゆくはサイトを成長させたい場合、最初から有料ドメインを選ぶことで、ドメイン移行の手間を省くことができます。
- 長期的な運営や事業の拡大を視野に入れている場合、有料ドメインは大きな役割を果たします。
有料ドメインのデメリット
- 初期費用がかかる
- 有料ドメインは、年単位で費用が発生します。
また、初年度のドメイン利用料は安く、翌年以降のドメイン料金は高くなります。
ホームページ作成の予算が限られている場合、この費用が足かせとなることがあります。
初年度のドメイン料金は正確には取得費用となり、翌年以降のドメイン料金は正確には更新料金となっております。
ドメインの料金はピンから切りまでありますが一般的な料金であれば取得費用は100~1,000円程度で更新費用であれば2,000円程度となっております。(2025年4月現在)
- 有料ドメインは、年単位で費用が発生します。
- ドメインの管理
- 自分でドメインを購入した場合、管理や更新を行う必要があります。
更新手続きを忘れるとドメインが失効するリスクもあります。
手動ではなくクレジットカードを使用することで自動で更新する方法もございますので自動更新機能もご検討ください。
- 自分でドメインを購入した場合、管理や更新を行う必要があります。
- 固定費がかかる
- 毎年一定額の費用がかかるため、長期的な運営の場合には固定費のコストを考慮に入れる必要があります。
「初期費用がかかる」の項目内にてお伝えした通り、翌年以降のドメインは更新料金となり、初回でお支払いした料金価格で翌年以降も請求されるわけではありません。
更新料金は取得費用より高額になることがほとんどですのでくれぐれもご注意ください。
- 毎年一定額の費用がかかるため、長期的な運営の場合には固定費のコストを考慮に入れる必要があります。
無料ドメインと有料ドメインの選び方
無料ドメインと有料ドメインのどちらかに迷った際、下記の内容をご参考にしてみてください。
無料ドメインをご利用される方
- 趣味や個人ブログの運用
- 試験的なプロジェクトや、期間限定のキャンペーン
- コスト重視(低予算、低コスト)
有料ドメインをご利用される方
- ビジネスや商業用ホームページの立上げ
- 長期的に運営予定
- ブランド構築や信頼性を重視
- SEO対策の効果重視
まとめ
無料ドメインと有料ドメインにはそれぞれメリット・デメリットがあり、
どちらを選ぶかはホームページを立ち上げる目的や運営方針によって異なります。
無料ドメインは手軽に始められますが、信頼性や今後のホームページ運用の不自由さが問題となります。
一方、有料ドメインは、コストがかかってしまうこと、ドメインの管理を自分で行うことがデメリットとなりますがお客様に信頼性を与え、
ホームページを自由に成長させることができるため長期的な運営予定の場合には非常にメリットがあります。
無料ドメインから始め、ホームページが軌道に乗った後に有料ドメインに移行するという方法もありますが、
ビジネスやブランド構築をお考えでしたら、最初から有料ドメインを選ぶとよりスムーズです。
ホームページ制作会社easy PAGEではドメイン、サーバー使用料などの年会費、
月額料金の一切かからないホームページ制作を行っております。
また、独自ドメインをご希望される方には有料とはなりますが、取得代行も行っております。
無料ドメイン・有料ドメインどちらを選ぶかお悩みの方には、
担当者が経験に基づいたご提案を致しますのでお気軽にご相談ください。